AIワークフローで実現する開発事例

サービス概要

顧客情報 FinTech企業
製品 AI企業調査サービス
システム種類 業務
業界 IT
提供サービス AIディレクター構想支援伴走型MVP開発
利用技術 Python生成AI(LLM)n8n
お客様プロダクト AI企業調査サービス
プロジェクトテーマ AIを活用した企業調査サービスのプロダクト構想策定およびMVP開発

プロジェクトの課題

情報の鮮度と信頼性

まずプロジェクト背景としては、「膨大な一次情報から、客観的な事実を誰よりも早く届けたい」という想いがあり、それを具現化するにあたり、やりたいことと開発リスクの間のギャップがありました 。

  • 構想の検討不足

ターゲットの深掘りや、具体的なUX設計が未着手だった 。

  • 仕様の曖昧さ

どのデータソース(一次ソース)から、どの指標を抜き出すべきかの定義が決まっていなかった 。

  • 開発リスク

見切り発車での着手による、予算超過や「使われないサービス」になる懸念があった 。

特に新規事業の立ち上げにあたり、お客様が直面していた課題は、既存の情報収集プロセスの限界でした。

  • 「インフルエンサー待ち」によるタイムラグ 

一次情報(公的資料等)は難解で量も多く、一般ユーザーが自力で読み解くには膨大な時間を要します 。

その結果、SNSインフルエンサー等が要約した「二次情報」が出るまで待つしかなく、投資判断において致命的な遅れが生じていました。

  • 主観というノイズの混入 

二次情報は分かりやすい反面、発信者の主観やバイアスが混じりやすく、情報の正確性が損なわれるリスクを常に抱えていました 。

当社は、AIディレクターとして、この不確定要素を月額30万円(構想フェーズ)という圧倒的なコストパフォーマンスで解消し、実開発へと導きました。

当社が提供したグローバル開発コンサル領域

  • 構想策定
  • 開発+テスト

解決策①自律型AIエージェントによる「業務プロセスの完結」

本プロジェクトの核心は、単なる情報の受け答えをするチャットボットではなく、「データ取得から発信までの全工程を自律的に遂行するAIエージェント」の構築にあります。

ワークフロー自動化ツール「n8n」をベースに複雑な業務フローを人間を介さず「一気通貫」で完結させる仕組みを実現しました。これにより、人手では不可能だった超速のインテリジェンス提供を可能にしています。

STEP 1:データ取得・加工(インプットの自動化)
膨大なPDF資料やWeb上の公開一次ソースをリアルタイムで収集。AIがその中から投資判断に必要な「核心的な重要指標」のみを自動的に抽出・構造化します。

STEP 2:高度な分析(ロジックの実行)
抽出されたデータを基に、AIが複雑な財務計算や将来予測、さらには多角的な視点からの分析を実行。

STEP 3:コンテンツ自動生成(アウトプットの多様化)
分析結果をテキスト化するだけでなく、視覚的な理解を深めるための「速報動画」までをAIが自動生成。
情報の「分かりやすさ」を極限まで追求しました。

STEP 4:シームレスな外部連携(デリバリーの自動化)
生成されたコンテンツをXやYouTube等といった外部プラットフォームへ即座に自動投稿。
情報の発生から拡散まで、一切のタイムラグを排除したパイプラインを構築しました。

解決策②アプリ内に閉じない「マルチプラットフォーム体験設計」

ユーザーは、情報収集のすべてを一箇所で行うわけではありません。
私たちは「情報の正確性」と「SNSの拡散力」を戦略的に融合させ、アプリの枠を超えた「SNS循環型エコシステム」を構築しました。

情報の鮮度を武器に、ユーザーが日常的に利用するプラットフォームへこちらから歩み寄るUX設計です。

  1. 認知・速報(情報のフロントエンド)
    AIエージェントが生成した「100%客観的な事実」に基づく速報をSNSへ即座に配信。
    インフルエンサーによる二次情報を待つ必要をなくし、ユーザーの関心を最速でキャッチします。
  2. 深掘り・分析(プロダクトへの誘導)
    SNSの投稿からシームレスにアプリ本体へ誘導。
    そこでは、EPSや売上高の過去推移、詳細な財務分析データなど、投資判断に直結する一次情報をユーザー自身が探索・確認できる環境を提供します。
  3. シェア・波及(信頼の連鎖)
    解析された質の高いデータを元に、ユーザーが自身の見解を添えてSNSへ再共有。
    客観的なデータに基づく健全な議論がリポストを通じて拡散され、新たなユーザーが流入する「自律的な成長サイクル」を確立しました。

AIワークフロー開発の流れ(当社:出典)

当社オフショア開発について

当社のオフショア開発は、単なる工数の提供ではありません。クライアントのビジネスを加速させる「AIディレクション」と、高度な技術実装を担う「ベトナムエンジニアチーム」を融合させた新しい開発スタイルを提供しています。

従来のスクラッチ開発に固執せず、n8nなどの自動化ツールやAIエージェントを積極的に活用します。これにより、開発期間を劇的に短縮しながら、将来的なメンテナンスコストを抑えた持続可能なシステムを構築可能です。

また、開発して終わりではなく、リリース後の実運用で発生する細かなロジックの最適化や、市場の変化に応じた機能拡張を、低コストかつスピーディーに実行できる体制を整えています。

是非お気軽にお問合せください。

最終的なお客様への価値

  • 構想の具現化スピード

多忙なプロダクトオーナーの頭の中にあった断片的な構想を、AIディレクターが最速で言語化し、わずか4ヶ月で本番稼働(MVP)まで導きました。

  • 情報の速報性

インフルエンサーの主観が入る「二次情報」を待つしかなかった市場に対し、AIが抽出する「100%客観的な一次情報」を秒速で届けるインフラを構築しました。これにより、ユーザーは自信を持った即座の投資判断が可能になりました。

  • 「埋もれない」独自ポジションの確立

今回SNSを体験の入り口に据えることで、集客コストを抑えつつ高いエンゲージメントを獲得するSNS循環型エコシステムを実現しました。

最後に
サービスが溢れる現代において「ただ良いものを作る」だけでは既存サービスの海に埋もれてしまいます。本プロジェクトでは、リサーチに基づいて、既存サービスが埋めきれていないユーザーの心理的な隙間を特定し、そこにAIエージェントという最新の解法をぶつけました。

クライアントの熱い想いをAIという技術を使って最速で社会に届ける。それこそが、私たちが提供するAIディレクションの真価です。

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