新規オフショア開発事例~【AWS×React×PHP Laravel】で実現!全国ワーケーションスポットとユーザーをつなぐマッチングプラットフォーム開発
新規オフショア開発事例~【AWS×React×PHP Laravel】で実現!全国ワーケーションスポットとユーザーをつなぐマッチングプラットフォーム開発
プロジェクト概要
全国のワーケーションスポットとユーザーをマッチングする新しいウェブアプリケーションを構築しました。当社は、インフラアーキテクチャ選定からリリース後の保守まで一貫して対応し、スムーズなプロジェクト進行をサポートしました。
当社担当フェーズ
・インフラアーキテクチャ選定・構築
・詳細設計
・開発・テスト
・脆弱性診断と対策
・リリース
・保守および追加機能開発
プロジェクト体制
・日本側: ディレクター
・ベトナム側: BSE、Reactエンジニア、PHP Laravelエンジニア、クラウドアーキテクト
利用技術
・AWS
・React
・PHP Laravel
開発の特徴
本プロジェクトでは、大手運輸会社様をエンドユーザーとし、UXデザイン会社様が作成した画面設計書とコーディングを基にシステムを構築しました。
主な特徴は以下の通りです:
1.トークンベース認証システムの実装
・エンドユーザー様の会員基盤との認証連携を実現するため、安全性に配慮したトークンベースの認証システムを構築しました。
2.脆弱性診断とセキュリティ強化
・実装後、脆弱性診断を行い、追加のセキュリティリスクを特定。速やかに解決策を講じ、より堅牢なシステムを提供しました。
3.分業による効率的な開発体制
・UXデザイン会社様が提供するコーディングに基づき、当社のベトナムオフショアチームが技術実装部分に特化。双方の強みを活かして効率的にプロジェクトを推進しました。
解決すべき課題
UXデザイン会社様はプロダクトデザインやコーディングには強みがある一方で、システム開発の専門知識やリソースが不足していました。そのため、エンドユーザー様の依頼に応えるのが難しい状況でした。
当社の対応策
当社は以下の手法で課題を解決しました:
・インフラアーキテクチャの提案
UXデザイン会社様のプロダクト構想や成長計画に基づき、最適なインフラ構成を設計。詳細設計に落とし込みました。
・安全性と品質を確保した開発体制
開発からリリース、運用保守に至るまで包括的に対応し、安全性の高い認証基盤を提供しました。
このプロジェクトから得られた成果
リリース後、エンドユーザー様や利用ユーザー、さらにはワーケーションスポットオーナー様からも高い評価をいただきました。現在も当社が保守と追加機能開発を継続して行い、システムの更なる成長を支えています。
お問い合わせはこちら
ワーケーションスポットの魅力を最大限引き出し、ユーザーとつなぐプラットフォームを構築したい方は、ぜひ当社にご相談ください!
新規オフショア開発事例~【Ruby on Rails × NTT Skyway × Agora】ライブ配信アプリのシステム移行・改修事例
新規オフショア開発事例〜【Ruby on Rails × NTT Skyway × Agora】ライブ配信アプリのシステム移行・改修事例
プロジェクト概要
Ruby on Rails、NTT Skyway、Agoraを活用し、お客様が提供するインフルエンサーとファンをつなぐライブ配信アプリのシステム移行・改修を実施しました。既存システムの課題を解消し、新たなユーザー体験を提供するプロジェクトです。
開発内容
・インフルエンサーとファンがリアルタイムでつながるライブ配信およびビデオチャット機能の提供。
・リリース済みアプリの新システム移行と改修対応。
当社担当フェーズ
・システム移行
・設計・開発
・テスト
・リリース
プロジェクト体制
・日本側: プロジェクトディレクター
・ベトナム側: BSE(ブリッジSE)、Rubyエンジニア、配信技術エンジニア
利用技術
このプロジェクトでは以下の技術を活用しました:
・Ruby on Rails(Webアプリケーション開発フレームワーク)
・JavaScript(インタラクティブな機能を実現)
・AWS(クラウドインフラ)
・NTT Skyway(リアルタイム通信技術)
・Agora(高品質の音声・映像配信技術)
開発の特徴
1.他ベンダーからの引き継ぎ:
・他社が保守をしていたシステムを移管。設計書がない状態からの解析を伴いました。
2.ユーザー要望の即時対応:
・ユーザーから寄せられた多様な改修リクエストに迅速対応。
3.スクラム開発:
・スプリント単位で効率的に課題を解決。
解決すべき課題
1.システム移行のリスク
・設計書がない状況でのシステム移管が必要。
・リリース済みアプリを止めることなく新環境へ安全に移行。
2.ユーザー要望の未対応問題
・急成長するサービスゆえ、未対応の要望が膨大に蓄積。
3.技術的課題
・配信技術に関する高度な要求を満たす必要性。
当社の対応策
1. 設計書がない中でのシステム移行
・既存のソースコードをGitHubに移管。
・リバースエンジニアリングを実施し、システム構造を解析。
・AWS上で新しいインフラ環境を構築し、安全な移行を実現。
2. 改修プロセスの効率化
・スクラム開発を導入し、改修テーマをスプリント単位で計画。
・顧客と連携し、計画会議や振り返りを定例化。
・タスクをBacklogで管理し、進捗をガントチャートで可視化。
3. 技術的課題への対応
・NTT SkywayとAgoraを活用し、最適な配信技術を設計・導入。
・ベストな技術選択を基に、ユーザー体験を向上させる設計を実現。
このプロジェクトから得られた成果
1.スムーズなシステム移行:
・設計書がない状態でも問題なく新環境への移行を実現。
2.迅速な改修対応:
・顧客要望に基づいた改修を効率的に進め、サービスの信頼性を向上。
3.ユーザー満足度の向上:
・Ruby on Railsやリアルタイム配信技術を駆使し、使いやすいシステムを提供。
ライブ配信アプリのシステム移行・改修ならお任せください!
当社は、複雑なシステムの引き継ぎや移行、改修にも対応可能な豊富な経験を持っています。Ruby on RailsやNTT Skyway、Agoraを駆使し、ユーザーの多様なニーズにお応えします。
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ライブ配信システムやWebアプリ開発のご相談はお気軽にどうぞ。実績と技術力で、安心・信頼のサポートを提供いたします。
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
記
■年内最終営業日
2024年12月27日
■休業期間
2024年12月28日より 2025年1月5日まで
上記期間中にお送りいただきましたお問い合わせにつきましては、年明け6日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【 11月12日(火) 】西武信用金庫主催 ビジネスフェアに出展します
【 11月12日(火) 】西武信用金庫主催 ビジネスフェアに出展します。

この度、11月12日(火)10時~17時に渋谷ヒカリエにて開催される「第24回 西武信用金庫 ビジネスフェア」に出展することとなりました。
IT人材・技術不足でお悩みのお客様、オフショア開発・海外エンジニアにご関心のあるお客様は、ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。
◆展示会情報
イベント名:第24回 西武信用金庫 ビジネスフェア
テ ー マ:新たな出会いの創出
会 場:渋谷ヒカリエ 9階 「ヒカリエホール」
日 時:2024年11月12日(火) 10:00~17:00
出 展 場 所:ホールB ブースNo. H-22
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
記
■年内最終営業日
2023年12月28日
■休業期間
2023年12月29日より 2024年1月3日まで
上記期間中にお送りいただきましたお問い合わせにつきましては、年明け4日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
オフショア開発事例~ビジネスウェブマガジン開発支援
オフショア開発事例~ビジネスウェブマガジン開発支援
プロジェクト概要
地域情報を発信アプリ(タブレット・スマホ)における情報を配信・管理する管理者向けのWEBアプリケーションにおいて、既存のフレームワークからLaravel MVCへ刷新するとともに、新たな機能を追加していくプロジェクトにおいて、当社オフショア開発チームから、PHP/Laravelエンジニアが参画しています。
当社担当フェーズ
既存ソース解析、詳細設計、開発、テスト
当社体制
日本側:グローバルディレクター
ベトナムオフショア側:ブリッジSE、PHP/Laravelエンジニア
利用技術
言語:バックエンド:PHP、Laravel、CodeIgniter
開発の特徴
別プロジェクトで実績があるオフショアエンジニアのメンバーを集め、グローバルチームを構築いたしました。
また、お客様の予算内で進められるよう今回は日本側のグローバルディレクターの稼働を15%程度に抑え、直接お客様とオフショア開発チームが進行のやりとりを行い、当社ディレクターがコミュニケーションフォローという役割でアサインするという体制を採用しました。(通常、コミュニケーション全体の窓口と進行管理をグローバルディレクターが担当する場合は、50%以上の稼働が必要となります。)
開発上の課題と対応策
お客様課題:
社内エンジニアのリソースが足りずひっ迫していた。また予算や納期のある中でマッチしたリソースを提供することが求められました。
弊社対応策:
お客様は英語でのやり取りが可能だった為、工数を抑える為に、通常ブリッジSEによって日本語翻訳が必要なドキュメントについても英語で記載する方針で進行いたしました。全体のプロジェクトの進め方として、新規メディアを最優先で開発する必要があった為、改修タスクは新規メディアが全て完了した後に実施する方針となりました。
日報の中で成果と残タスクを可視化
日本側のディレクションでは少ない稼働率で回す必要があったので、主に定例会でのコミュニケーションフォロー役として徹しました。ただ開発途中でオフショア側からの報告が疎かになっている状態があり、中々進捗があがってこないことがありました。そこで日報フォーマットを導入し、オフショアチームに毎日記載するよう働きかけ、チェックする取り組みを行いました。結果として、お客様にとってもその日の成果や残タスクが可視化することができ、進捗が分かるため不安を取り除くことができ、納期を遵守した開発を遂行することができました。
日本語から日本語へ通訳する
このように課題を解決するための施策を検討し導入することは、プロジェクト成功にはかかせないものだと思います。その他にも、オフショアチームが話している日本語をより分かりやすくお客様へ伝達し、逆にお客様が伝えたい内容の要点を汲み取り、別途MTGを設けてベトナムチームへ落とし込むといった取り組み等、ディレクターをアサインさせることでより良いプロジェクトとして発展することができるのでディレクターの存在は重要だと考えています。
【新サービス】物流DXとコスト削減に特化したコンサルティングと物流システム構築サービスを開始しました
物流DXとコスト削減に特化したコンサルティングと物流システム構築サービスを開始しました。

サービスページ:
物流コスト削減・物流DX診断コンサルティングとオフショア開発を活用した物流システム構築
今、物流に求められる機能や要求は、日に日に増してきています。慢性的な人材不足、法規制の改正、そしてインフレ圧力によるコスト上昇、さらには、顧客満足度に直結するデリバリー要求などです。今日、物流機能を持つ企業経営者や物流部門幹部が解決すべきは、次の6つのテーマがあります。
1.運用効率化(コスト削減)
2.物流DX
4.マネジメントと全体最適化
5.低炭素貢献(SDGs)
6.最速デリバリーオペレーション
これらの課題を戦略立案から現場定着までトータルサポートで解決する、ディレクトリジャパン独自の物流コンサルティングとオフショアを活用したシステム構築サービスを提供します。
【メディア掲載】リクルートスタッフィング様運営『らしさラジオ』にて最新オンラインコミュニケーションをテーマに出演協力しました
野村證券様運営ビジネスウェブマガジン『EL BORDE』にて新社会人のビジネスコミュニケーションスキルについて取材協力しました。
掲載記事:
(2023年6月20日掲載)
あなた「らしさ」を応援したいWorkstyle Makerリクルートスタッフィングが運営する
オンラインマガジンです。
ビジネスコミュニケーションの新常識を学べるセミナーを定期開催しています。
新規オフショア開発事例〜地域情報発信アプリのバックエンド管理画面のPHP・Laravel開発支援
新規オフショア開発事例〜地域情報発信アプリのバックエンド管理画面のPHP・Laravel開発支援
プロジェクト概要
地域情報を発信アプリ(タブレット・スマホ)における情報を配信・管理する管理者向けのWEBアプリケーションにおいて、既存のフレームワークからLaravel MVCへ刷新するとともに、新たな機能を追加していくプロジェクトにおいて、当社オフショア開発チームから、PHP/Laravelエンジニアが参画しています。
当社担当フェーズ
既存ソース解析、詳細設計、開発、テスト
当社体制
日本側:グローバルディレクター
ベトナムオフショア側:ブリッジSE、PHP/Laravelエンジニア
利用技術
言語:バックエンド:PHP、Laravel、CodeIgniter
開発の特徴
開発の特徴としては、プロダクト自体はアプリですが、開発対象は、コンテンツ管理画面のみとなっている点です。また、既にシステムは稼働しており、既存の開発環境、ソースコード、各種コーディングルール等を再現・把握した上で開発作業を行う必要がありました。特に、開発〜納品までの開発ルール・手順に関しては、明確に定められているため、当社オフショア開発チームも、それらを正確に把握・習得することが不可欠でした。
さらに、お客様はこれまでオフショア開発を数年に渡って経験してきており、よくあるオフショア開発の問題を一通り経験されており、それら経験を踏まえて、当社のオフショア開発に期待を頂いています。
開発上の課題と対応策
開発ルール順守
お客様においては、過去に、ベトナム以外の国で、オフショア開発を経験してきており、その経験の中で、開発者として当然注意すべき点を対応していない、プロジェクト上で定めたルールが守られない、といったケースがあり、当社でオフショア開発を進める上で、その点を特に懸念していました。
当社としては、定められたルールをブリッジSEから各開発者へ確実に伝達するだけでなく、実際のコーディングにあたっては、静的解析による通常のテストだけでなく、重要なポイントをチェックリストとして、作成し、納品前に各項目を各開発者に確認してもらいチェックする、といった手法も行うことで、ルール違反を防止しました。
また、それでも違反が生じた際には、ただ、注意するのではなく、どういった経緯でそれが発生したのか、その真因は何かを追求することで、適切な再発防止策を促しました。
ほう・れん・そう徹底
お客様においては、過去のオフショア開発の他、国内外注においては、依頼した作業についてのほう・れん・そうがなされない、という経験をされており、とりわけ、
・納期遅延に関する事前連絡
・問題発生時の相談
・作業実績についての報告
といった要素が、おろそかになることで、プロジェクトとしての全体効率、チームワークとしての信頼性が下がることを懸念していました。
当社としては、遅延に関して、遅延した後に連絡するのではなく、遅延が見込まれた際に、即その内容・理由を事前に連絡することを開発チームに改めて促しました。また、問題や質問は、すみやかに共有することも促しました。
また、報告に関しては、中間報告という形で、各作業の納期の途中段階で、その時点のステータス・遅延見込・課題などをお客様へ共有することで、納期への途中段階での見込状況をお客様に把握できるような取組を行いました。
PHPフレームワークへの精通
本アプリケーションは、PHP Laravelフレームワークを使った開発、そして、MVCアーキテクチャに則ったコーディングを行っていきます。また、本プロジェクトが既存アプリケーションのフレームワークを、CodeIgniterからLaravelへ更新していくものでもあり、既存アプリケーションのソースコードを解析するために、CodeIgniterの知識・経験も必須となりました。
当社では、本プロジェクトにおける開発者選定において、Laravel/MVCに関して、3年以上の経験、また、CodeIgniterの知識・経験も有している候補の中から、単純な開発経験だけでなく、新たなアーキテクチャ思想や、ソースコードを正しく書いていくことに対して、意識を持つ優秀なエンジニアを選びました。
ブリッジSEの役割
上述したような、開発ルールの順守、ほう・れん・そうの徹底、PHPフレームワーク・アーキテクチャの導入といったプロジェクトテーマにおいて、実際に実装していくエンジニアに加えて、それら思想を正確に理解し、エンジニアに緻密に伝達していく、ブリッジSEの役割は要となります。
当社では、複数のブリッジSE候補の中から、日本語能力に加えて、システムや開発内容、技術仕様に関して、自ら理解し、検討のできるメンバーをお客様と共に選びました。また、ブリッジSEにおける最も重要な役割の一つとして、問題発生した際に、「すみません。気を付けます」だけではなく、問題の具体的な経緯、真因を踏まえた再発防止策を自ら検討できることであり、過去プロジェクトにおいてもこのような対応がしっかりと確認できていたメンバーをアサインしました。
現在もお客様、当社グローバルディレクター、オフショア開発チームが密に連携しながら、日々、開発プロセスの高度化、精度の高い納品実現に向け、努力を続けています。
当社オフショア開発について
当社のオフショア開発では、PHPでのスクラッチ開発、そして、Laravel、CodeIgniter、Symfony、CakePHPなど各種主要PHPフレームワークの実績を豊富にもっております。
バックエンドAPIの開発はもちろんのこと、Laravelを使った独自のCMSの構築、
また、Wordpressのカスタマイズや、プラグイン制作など様々なアプリケーション・システム開発ニーズに対応ができます。是非お気軽にお問合せください。
オフショア開発事例〜グローバルエンターテイメント企業基幹システムをreactを活用したUI刷新
オフショア開発事例〜グローバルエンターテイメント企業基幹システムをreactを活用したUI刷新
プロジェクト概要
10年以上前に開発された基幹システム(コンテンツ情報登録)において、利用するユーザーから画面操作の使い辛さについての多くの苦情がありUI全面改修することになりました。主に若手スタッフがユーザーの中心であり、ユーザーフレンドリーなモダンなUIをreact×SPAによって実現すること、同時に、基幹システムとして登録業務を精緻に実現できることの両立が求められました。
当社担当フェーズ
要件定義支援、技術検証、プロトタイピング、フロントエンド開発、API開発、UIUXデザイン
当社体制
日本側:PMO、ブリッジSE、UXUIデザイナー
ベトナムオフショア側:ブリッジSE、reactエンジニア、 APIエンジニア
利用技術
言語:フロントエンド:React
バックエンド:Java、Oracle Database
開発の特徴
従来のシステムから、大きく画面構成を変更するため、スマホやタブレットでも使いやすく、見やすいUIにするだけでなく、従来の登録作業を漏れなく正確に行えることが必須の条件であったため、既存システムの調査や、連携システムのインターフェース調査に多くの時間を要しました。
また、お客様でも初めてreactを導入するプロジェクトでもあり、バックエンドAPIとの連携において、期待通りの動作が実現できるのか、技術検証も必要となりました。
また、社内スタッフの利用ユーザーにとって、本当に使いやすいのか、これまでの業務が問題なく、実現できるのか、という点も非常に重要なため、プロトタイピングフェーズを設け、完全設計前に主要画面を実際に操作頂き、フィードバックも得ながら、慎重に進めていきました。
開発自体は全てオフショアチームで行いつつも、ユーザーインタビューや、要件定義を担当する顧客チームとの折衝などは、日本サイドのPMO、ブリッジSEが担当し、上流工程を日本側で、下流工程をベトナム側で進めました。
開発上の課題と対応策
本プロジェクトにおいて当社が取り組んだ重要なテーマについて以下に整理します。
ReactによるSPA、及びデザインコンポーネント化
Reactをフロントエンドに採用し、SPA(Single Page Application)という、画面遷移のない、1画面でのUIを構築しました。
また、UIの各部品が画面・コンテンツ単位で不整合が生じないよう、デザイン作成から部品・コンポーネント化を実施しました。
参考)Reactコンポーネント化の流れ(当社作成)
プロトタイプによるUI、技術検証
詳細設計に着手する前に、プロトタイピングフェーズを設け、想定するアーキテクチャ構成(クラウド+API+フロントエンドUI)を主要画面を対象に実装し、問題なく動作するかの技術検証、並びに、実際の想定ユーザーにも触って頂き、使いやすくなっているかについて直接のフィードバックを得ました。
業務フローの精緻化
あくまで既存システムのUI刷新のため、既存業務フローを精緻に理解し、新フローでの変更点も明確にし、詳細設計において、新UIにおいてもこれまで通りの業務が問題なく遂行できるかを慎重に進めました。
UIUXデザインへのデザイナー・エンジニアによる提案
受領した画面のワイヤーフレームは、精緻な画面設計ではなかったため、当社のUIUXデザイナーにより各画面デザイン並びに、全体のデザインガイドラインを作成するとともに、詳細UIに関しては、エンジニアにより随時アイデアを提示しながら最適化を実施しました。
当社オフショア開発について
当社のオフショア開発では、reactの他にも、vue、また、Next.js、Nuxt.js、TypeScriptといった最新のフロントエンド言語・フレームワークに、対応することができます。
また、詳細画面設計からの実装だけでなく、要件定義レベルから、当社ディレクター&デザイナーにより最適なUIUXデザインを提案させて頂くこともできます。
さらには、AWS、Firebaseなどのクラウド、サーバレスインフラ構築、APIまで、シームレスでのアプリケーション開発を支援させて頂きます。是非お気軽にお問合せください。