新規オフショア開発事例~【PHP × JS × AWS】医療従事者の求人サイト新規構築事例
新規オフショア開発事例~【PHP × JS × AWS】医療従事者の求人サイト新規構築の事例
医療業界に特化したサービス展開企業が挑んだ、自社サービスの拡張
医療業界向けにソリューションを展開している大手企業様より、医療従事者を対象とした新たな自社サービス立ち上げのご相談をいただきました。
今回ご依頼いただいたのは、医療従事者個人の転職を支援するマッチングプラットフォームの構築です。ユーザーは、医療従事者として仕事を探す個人と、採用を希望する医療機関などの企業。双方にとって効率的なマッチングを実現することが求められました。
加えて、今回のプロジェクトはクライアントにとっても”初めてのオフショア開発”となるチャレンジでした。技術力はもちろん、海外開発に対する不安を解消する体制が求められたことから、当社ではベトナムの開発チームと連携しつつ、日本人ディレクターが全体をサポートする体制をご提案。オフショアならではのスピードとコストメリット、そして国内と変わらぬ安心感を両立させるプロジェクトとしてスタートしました。
プロジェクトの構成と進め方
本プロジェクトは、事前にクライアント側で作成されたUIデザイン、画面設計書、HTML/CSSコーディングをベースに、当社がインフラ構築からサーバーサイド開発、テストまでを担当する体制で進行しました。
利用技術
- バックエンド:PHP(Laravel)
- フロントエンド:JavaScript
- インフラ:AWS(EC2、SES)
- データベース:MySQL
当社担当フェーズ
- AWS上でのインフラ構築/開発環境整備
- Laravelを用いた機能開発/フロント連携
- 単体テスト、結合テスト、総合テスト(非機能要件を含む)
プロジェクト体制
- 日本側:クライアントご担当者様、当社ディレクター
- ベトナム側:開発チーム(PM、エンジニア、コミュニケーター)
要件を共有した上で、日本人ディレクターが全体マネジメント管理をリードし、ベトナム側の開発チームと協力して各工程を推進。
開発期間:
2024年12月に開始し、約4か月後の2025年3月末にリリース
プロジェクト推進中の工夫と対応
短期間で安定したリリースを目指す本プロジェクトでは、スピードと品質の両立が求められました。
開発では以下のような工夫を取り入れました:
- クライアント提供の画面設計・HTMLをベースに、初期設計を効率化
- 当社の詳細設計フェーズにおいて、お客様の仕様を漏れなく把握し、処理ロジック単位で最適化
- 国内ディレクター・オフショアコミュニケーターにて窓口を担い、QA管理や現場への落とし込みを実施
- タスク単位の進行管理と、週次の進捗報告(定例会)・課題レビューにおけるチケット運用管理の確立
- 複雑なデータ処理による画面表示の遅延に対し、非同期処理を導入し、ロード時間を約1/3に短縮
途中、仕様の微修正や開発工程での調整も必要となりましたが、チーム全体で柔軟に対応し、プロジェクト後半でスピードを上げることで、最終スケジュールに大きな影響を出すことなく納品出来ました。
オフショア開発の可能性と当社の姿勢
本プロジェクトでは、海外開発チームの機動力と、日本側ディレクターの細やかな支援体制を組み合わせることで、”初めてのオフショア”という不安要素を乗り越え、満足いただける成果を出すことができました。
当社では今後も、お客様ごとの状況に応じたチーム構成・提案を通じて、「オフショア開発でも任せてよかった」と言っていただけるようなプロジェクト推進を目指してまいります。
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物流を対象とした3PLスキームの抜本見直し支援事例
物流を対象とした3PLスキームの抜本見直し支援事例
新生3PLとは何か
― 化学メーカー事例と7つの成功パターンから導く、次世代ロジスティクスの再定義
◆ はじめに:物流の“標準解”が再定義される時代
「3PLは導入している。しかし、物流は改善されたのか?」
この問いに即答できる企業は、実は多くありません。
- コストは削減できたが、倉庫や輸送ネットワークは手つかず
- KPIはあるが、3PLに任せきりで自社には実感がない
- 幹線輸送・集約・共同配送などの構想は実行されていない
こうした現状に対し、私たちは「新生3PL」という構想を提言しています。
これは、導入から数年が経過した3PLスキームに対し、再定義・再構築を前提としたアプローチです。
本稿では、2024年に当社が支援した大手化学メーカーの物流戦略プロジェクトを中心に、
過去に実施した7件の成功プロジェクトと比較しながら、「次の3PLのあり方」を詳しく解説します。
◆ 事例:大手化学メーカーの3PL再構築プロジェクト
▶ プロジェクト概要
- 企業規模: 売上数千億円の化学品メーカー
- 期間: 2024年1月~2024年12月
- 領域: 全社物流の3PL/LLP再設計
- 目的: 既存3PLスキームの抜本刷新と成果報酬スキーム再構築
▶ 抱えていた課題
2018年の3PL契約導入から約5年。
物流費は年間数百億円(うち国内は半分)にのぼり、数十億円相当が3PL委託範囲として存在していました。
しかし、次のような構造的問題が明らかになりました。
- 全国200拠点の倉庫が点在し、機能重複と非効率が散見
- 事業所から顧客への直送が90%近くを占め、幹線輸送の整備が進んでいない
- 営業倉庫は100拠点あるが、出荷転送率は一部で、営業支援目的に偏重
- 貸切便でも積載ばらつきが多く、コスト効率が低い
- 過去のコスト削減の多くは大手路線便ベンダーとのタリフ見直しによるもので、構造改革には至っていない
“導入はしたが、構想したネットワークや輸送モデルは現場で機能していなかった”
― これは、多くの企業に共通する「3PL導入後のリアル」でもあります。
▶ 当社のアプローチ
1. 物流の実態把握とマッピング
- データの粒度と整合性に課題があったため、製品特性・輸送ロット・物流形態をヒアリングと照合
- ExcelやPDFのサマリーベースではなく、独自マスタによる統合DBを構築
2. 3PLの現行運用と他社比較
- 現行のKPI設計・運用実態を棚卸し
- 過去支援した3PL導入企業(複数社)からベンダー担当者へヒアリングを実施
- 「導入後5年以上経過したプロジェクトの現在地」を共有
3. 物流ネットワークの最適再構築案
- 幹線輸送の導入シナリオ、戻り便の活用、営業倉庫の役割再設計
- 共同配送・地域集約型のモデル検討(ベンダーとの交渉可能性も含む)
4. 新たな委託モデル・成果報酬スキーム構築
- タリフ中心の契約から、成果連動型の契約モデル(KPI×報酬)へ
- SLA設計を含む、3PL評価・運用フレーム策定
▶ クライアントの声
「物流会社の意見は聞けるが、他荷主の取組みは得られない。今回、客観視と比較評価ができた」
「慣習に流されてきた社内物流を、データと事例で可視化してくれたのが大きかった」
◆ 新生3PLの設計とは?
項目 |
従来型3PL |
新生3PL |
スコープ |
工場/事業部単位 |
全社ネットワーク視点 |
契約形態 |
タリフ型(単価・ボリューム契約) |
成果報酬型(KPI/SLA設計) |
運用モデル |
各拠点個別最適 |
幹線+地域集約型ハイブリッド |
倉庫運用 |
機能重複・非活用 |
集約/役割分担と稼働率設計 |
データ活用 |
観察的可視化 |
可視化×運用×フィードバックの仕組み化 |
◆ 比較:他7社プロジェクトと見えた共通成功要素
当社はこれまで、3PL導入・再設計プロジェクトを30件以上支援してきました。
以下はその中でも代表的な7事例の要約です。
# |
業界 |
背景 |
規模 |
主な成果 |
1 |
小売 |
カーブアウト後の再構築 |
3億円 |
PB対応DC/週2配送化/KPI運用 |
2 |
食品 |
倉庫・輸入業務の可視化 |
4億円 |
一括委託化/賞味期限管理自動化 |
3 |
化学 |
工場間の物流統合 |
50億円 |
統一KPI/幹線輸送再設計 |
4 |
化学 |
全社物流の統合失敗の再挑戦 |
500億円 |
子会社廃止/契約統合 |
5 |
医療機器 |
BCP対応強化 |
35億円 |
東西BCP倉庫/クロスドック配置 |
6 |
精密機器 |
グローバル輸送費抑制 |
500億円 |
Air↔Ship最適化/NW設計 |
7 |
石油加工 |
4PL導入と社内人件費削減 |
15億円 |
仕入先VMI/4PL統合体制 |
▶ 成功プロジェクトに共通していた4つの視点:
- 物流を経営課題として定義し、全社視点で取り組んでいた
- 契約に成果報酬の視点を取り入れ、ベンダーとの関係を再設計していた
- KPIやSLAを自社で設計・運用可能な体制を構築していた
- 他社事例との比較で「自社のあるべき姿」を定義できていた
◆ 当社の強み:10年以上続く3PL変革支援の実績
- 導入から実行支援、契約再構築まで一気通貫で対応
- 「3PLは導入後にこそ支援が必要」と考え、再構築事例多数
- ベンダーとの対話・交渉を含む、実行に強い支援体制
◆ 結び:3PLの“導入”から“戦略活用”への進化を
今、多くの企業が「3PLを導入したが、活用しきれていない」と感じています。
物流は、コストではなく“戦略の武器”になり得る。
そのためには、「現状の正しい把握」と「次の姿の構想」が不可欠です。
▶ 貴社に最適な3PL構想とは?
まずは無料の初期診断からご相談ください。
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新規オフショア開発事例~【AWS×React×PHP Laravel】で実現!全国ワーケーションスポットとユーザーをつなぐマッチングプラットフォーム開発
新規オフショア開発事例~【AWS×React×PHP Laravel】で実現!全国ワーケーションスポットとユーザーをつなぐマッチングプラットフォーム開発
プロジェクト概要
全国のワーケーションスポットとユーザーをマッチングする新しいウェブアプリケーションを構築しました。当社は、インフラアーキテクチャ選定からリリース後の保守まで一貫して対応し、スムーズなプロジェクト進行をサポートしました。
当社担当フェーズ
・インフラアーキテクチャ選定・構築
・詳細設計
・開発・テスト
・脆弱性診断と対策
・リリース
・保守および追加機能開発
プロジェクト体制
・日本側: ディレクター
・ベトナム側: BSE、Reactエンジニア、PHP Laravelエンジニア、クラウドアーキテクト
利用技術
・AWS
・React
・PHP Laravel
開発の特徴
本プロジェクトでは、大手運輸会社様をエンドユーザーとし、UXデザイン会社様が作成した画面設計書とコーディングを基にシステムを構築しました。
主な特徴は以下の通りです:
1.トークンベース認証システムの実装
・エンドユーザー様の会員基盤との認証連携を実現するため、安全性に配慮したトークンベースの認証システムを構築しました。
2.脆弱性診断とセキュリティ強化
・実装後、脆弱性診断を行い、追加のセキュリティリスクを特定。速やかに解決策を講じ、より堅牢なシステムを提供しました。
3.分業による効率的な開発体制
・UXデザイン会社様が提供するコーディングに基づき、当社のベトナムオフショアチームが技術実装部分に特化。双方の強みを活かして効率的にプロジェクトを推進しました。
解決すべき課題
UXデザイン会社様はプロダクトデザインやコーディングには強みがある一方で、システム開発の専門知識やリソースが不足していました。そのため、エンドユーザー様の依頼に応えるのが難しい状況でした。
当社の対応策
当社は以下の手法で課題を解決しました:
・インフラアーキテクチャの提案
UXデザイン会社様のプロダクト構想や成長計画に基づき、最適なインフラ構成を設計。詳細設計に落とし込みました。
・安全性と品質を確保した開発体制
開発からリリース、運用保守に至るまで包括的に対応し、安全性の高い認証基盤を提供しました。
このプロジェクトから得られた成果
リリース後、エンドユーザー様や利用ユーザー、さらにはワーケーションスポットオーナー様からも高い評価をいただきました。現在も当社が保守と追加機能開発を継続して行い、システムの更なる成長を支えています。
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ワーケーションスポットの魅力を最大限引き出し、ユーザーとつなぐプラットフォームを構築したい方は、ぜひ当社にご相談ください!
新規オフショア開発事例~【Ruby on Rails × NTT Skyway × Agora】ライブ配信アプリのシステム移行・改修事例
新規オフショア開発事例〜【Ruby on Rails × NTT Skyway × Agora】ライブ配信アプリのシステム移行・改修事例
プロジェクト概要
Ruby on Rails、NTT Skyway、Agoraを活用し、お客様が提供するインフルエンサーとファンをつなぐライブ配信アプリのシステム移行・改修を実施しました。既存システムの課題を解消し、新たなユーザー体験を提供するプロジェクトです。
開発内容
・インフルエンサーとファンがリアルタイムでつながるライブ配信およびビデオチャット機能の提供。
・リリース済みアプリの新システム移行と改修対応。
当社担当フェーズ
・システム移行
・設計・開発
・テスト
・リリース
プロジェクト体制
・日本側: プロジェクトディレクター
・ベトナム側: BSE(ブリッジSE)、Rubyエンジニア、配信技術エンジニア
利用技術
このプロジェクトでは以下の技術を活用しました:
・Ruby on Rails(Webアプリケーション開発フレームワーク)
・JavaScript(インタラクティブな機能を実現)
・AWS(クラウドインフラ)
・NTT Skyway(リアルタイム通信技術)
・Agora(高品質の音声・映像配信技術)
開発の特徴
1.他ベンダーからの引き継ぎ:
・他社が保守をしていたシステムを移管。設計書がない状態からの解析を伴いました。
2.ユーザー要望の即時対応:
・ユーザーから寄せられた多様な改修リクエストに迅速対応。
3.スクラム開発:
・スプリント単位で効率的に課題を解決。
解決すべき課題
1.システム移行のリスク
・設計書がない状況でのシステム移管が必要。
・リリース済みアプリを止めることなく新環境へ安全に移行。
2.ユーザー要望の未対応問題
・急成長するサービスゆえ、未対応の要望が膨大に蓄積。
3.技術的課題
・配信技術に関する高度な要求を満たす必要性。
当社の対応策
1. 設計書がない中でのシステム移行
・既存のソースコードをGitHubに移管。
・リバースエンジニアリングを実施し、システム構造を解析。
・AWS上で新しいインフラ環境を構築し、安全な移行を実現。
2. 改修プロセスの効率化
・スクラム開発を導入し、改修テーマをスプリント単位で計画。
・顧客と連携し、計画会議や振り返りを定例化。
・タスクをBacklogで管理し、進捗をガントチャートで可視化。
3. 技術的課題への対応
・NTT SkywayとAgoraを活用し、最適な配信技術を設計・導入。
・ベストな技術選択を基に、ユーザー体験を向上させる設計を実現。
このプロジェクトから得られた成果
1.スムーズなシステム移行:
・設計書がない状態でも問題なく新環境への移行を実現。
2.迅速な改修対応:
・顧客要望に基づいた改修を効率的に進め、サービスの信頼性を向上。
3.ユーザー満足度の向上:
・Ruby on Railsやリアルタイム配信技術を駆使し、使いやすいシステムを提供。
ライブ配信アプリのシステム移行・改修ならお任せください!
当社は、複雑なシステムの引き継ぎや移行、改修にも対応可能な豊富な経験を持っています。Ruby on RailsやNTT Skyway、Agoraを駆使し、ユーザーの多様なニーズにお応えします。
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ライブ配信システムやWebアプリ開発のご相談はお気軽にどうぞ。実績と技術力で、安心・信頼のサポートを提供いたします。
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
記
■年内最終営業日
2024年12月27日
■休業期間
2024年12月28日より 2025年1月5日まで
上記期間中にお送りいただきましたお問い合わせにつきましては、年明け6日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【 11月12日(火) 】西武信用金庫主催 ビジネスフェアに出展します
【 11月12日(火) 】西武信用金庫主催 ビジネスフェアに出展します。

この度、11月12日(火)10時~17時に渋谷ヒカリエにて開催される「第24回 西武信用金庫 ビジネスフェア」に出展することとなりました。
IT人材・技術不足でお悩みのお客様、オフショア開発・海外エンジニアにご関心のあるお客様は、ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。
◆展示会情報
イベント名:第24回 西武信用金庫 ビジネスフェア
テ ー マ:新たな出会いの創出
会 場:渋谷ヒカリエ 9階 「ヒカリエホール」
日 時:2024年11月12日(火) 10:00~17:00
出 展 場 所:ホールB ブースNo. H-22
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
記
■年内最終営業日
2023年12月28日
■休業期間
2023年12月29日より 2024年1月3日まで
上記期間中にお送りいただきましたお問い合わせにつきましては、年明け4日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
オフショア開発事例~ビジネスウェブマガジン開発支援
オフショア開発事例~ビジネスウェブマガジン開発支援
プロジェクト概要
地域情報を発信アプリ(タブレット・スマホ)における情報を配信・管理する管理者向けのWEBアプリケーションにおいて、既存のフレームワークからLaravel MVCへ刷新するとともに、新たな機能を追加していくプロジェクトにおいて、当社オフショア開発チームから、PHP/Laravelエンジニアが参画しています。
当社担当フェーズ
既存ソース解析、詳細設計、開発、テスト
当社体制
日本側:グローバルディレクター
ベトナムオフショア側:ブリッジSE、PHP/Laravelエンジニア
利用技術
言語:バックエンド:PHP、Laravel、CodeIgniter
開発の特徴
別プロジェクトで実績があるオフショアエンジニアのメンバーを集め、グローバルチームを構築いたしました。
また、お客様の予算内で進められるよう今回は日本側のグローバルディレクターの稼働を15%程度に抑え、直接お客様とオフショア開発チームが進行のやりとりを行い、当社ディレクターがコミュニケーションフォローという役割でアサインするという体制を採用しました。(通常、コミュニケーション全体の窓口と進行管理をグローバルディレクターが担当する場合は、50%以上の稼働が必要となります。)
開発上の課題と対応策
お客様課題:
社内エンジニアのリソースが足りずひっ迫していた。また予算や納期のある中でマッチしたリソースを提供することが求められました。
弊社対応策:
お客様は英語でのやり取りが可能だった為、工数を抑える為に、通常ブリッジSEによって日本語翻訳が必要なドキュメントについても英語で記載する方針で進行いたしました。全体のプロジェクトの進め方として、新規メディアを最優先で開発する必要があった為、改修タスクは新規メディアが全て完了した後に実施する方針となりました。
日報の中で成果と残タスクを可視化
日本側のディレクションでは少ない稼働率で回す必要があったので、主に定例会でのコミュニケーションフォロー役として徹しました。ただ開発途中でオフショア側からの報告が疎かになっている状態があり、中々進捗があがってこないことがありました。そこで日報フォーマットを導入し、オフショアチームに毎日記載するよう働きかけ、チェックする取り組みを行いました。結果として、お客様にとってもその日の成果や残タスクが可視化することができ、進捗が分かるため不安を取り除くことができ、納期を遵守した開発を遂行することができました。
日本語から日本語へ通訳する
このように課題を解決するための施策を検討し導入することは、プロジェクト成功にはかかせないものだと思います。その他にも、オフショアチームが話している日本語をより分かりやすくお客様へ伝達し、逆にお客様が伝えたい内容の要点を汲み取り、別途MTGを設けてベトナムチームへ落とし込むといった取り組み等、ディレクターをアサインさせることでより良いプロジェクトとして発展することができるのでディレクターの存在は重要だと考えています。
【新サービス】物流DXとコスト削減に特化したコンサルティングと物流システム構築サービスを開始しました
物流DXとコスト削減に特化したコンサルティングと物流システム構築サービスを開始しました。

サービスページ:
物流コスト削減・物流DX診断コンサルティングとオフショア開発を活用した物流システム構築
今、物流に求められる機能や要求は、日に日に増してきています。慢性的な人材不足、法規制の改正、そしてインフレ圧力によるコスト上昇、さらには、顧客満足度に直結するデリバリー要求などです。今日、物流機能を持つ企業経営者や物流部門幹部が解決すべきは、次の6つのテーマがあります。
1.運用効率化(コスト削減)
2.物流DX
4.マネジメントと全体最適化
5.低炭素貢献(SDGs)
6.最速デリバリーオペレーション
これらの課題を戦略立案から現場定着までトータルサポートで解決する、ディレクトリジャパン独自の物流コンサルティングとオフショアを活用したシステム構築サービスを提供します。
【メディア掲載】リクルートスタッフィング様運営『らしさラジオ』にて最新オンラインコミュニケーションをテーマに出演協力しました
野村證券様運営ビジネスウェブマガジン『EL BORDE』にて新社会人のビジネスコミュニケーションスキルについて取材協力しました。
掲載記事:
(2023年6月20日掲載)
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